呼吸器内科

呼吸器内科 担当一覧表(2019年11月1日更新)

受付
午前 中田 田中(拓) 西井 田中(克)
午後 中田 中田

呼吸器内科 診療内容・特色

当科では呼吸器関連の疾患、すなわち肺の病気に対して、幅広く診療を行なっております。呼吸器疾患・肺の病気は多岐にわたるため、専門的な診察と診断、治療を受けていない方も少なくありません。長引く咳、痰、息切れ等の呼吸器症状でお悩みの方は、お早めにご相談ください。

肺癌

患者数が数年で急増しております。自覚症状がはっきりせず、これまでは、進行期での受診がその多くを占めました。
近年では、健康診断の胸部X線、CTなど画像診断によって、早期の段階で見つかる方も増えてきております。
肺癌の疑われる方は、内視鏡検査、すなわち気管支鏡検査を行います。
気管支鏡で実際に肺癌と確定診断された方は治療を行います。
肺癌の治療は、1.手術療法 2.放射線治療 3.薬物療法です。
1.手術療法:根治術を目指します。呼吸器外科に治療を依頼します。
2.手術による根治が難しい進行期(リンパ節の転移が広範である場合など):放射線と薬物療法の併用を行います。
近隣の医療機関と提携して、放射線治療の実施が可能な医療機関に依頼しております。
3.薬物療法:近年の医学の進歩に伴い、これまでの化学療法(いわゆる抗がん剤)に加えて、分子標的薬(がん細胞に的を絞った方法)や免疫チェックポイント阻害薬(がんに対する免疫細胞を再活性化)、さらにそれらの併用(化学療法と分子標的薬、化学療法と免疫チェックポイント阻害薬)による治療が可能となり、治療成績も向上しております。

気管支喘息

吸入ステロイド、気管支拡張剤は、種々の薬剤や、吸入器の登場とともに、若い方やご高齢の方でも、治療が簡便になりました。
難治性・重症喘息も、生物学的製剤と呼ばれる、比較的新しい薬剤の併用で、これまでなかなか喘息発作のおさまらなかった方、ステロイドの内服を中断できなかった方の治療が可能になりました。

慢性閉塞性肺疾患(COPD、いわゆる喫煙後後遺症によるタバコ肺)

外来での吸入薬治療による管理は気管支喘息同様、ご高齢の方でも、使いやすい薬剤の種類が増えました。
COPDに細菌性肺炎が合併、いわゆる急性増悪によって緊急入院を要する症例も増えてきております。当院では急性増悪による呼吸不全に対して、高流量酸素療法を適宜行なっております。これまで緊急入院後も呼吸困難に苦しんでいた方の早期症状改善につとめております。

肺線維症、その他間質性肺炎

患者数は年々、増えてきております.呼吸器疾患の中でも特に専門性を要する疾患です。間質性肺炎は、肺線維症を含めて、2019年現在で8種類に分類されており、薬物療法(抗炎症薬:ステロイド、免疫抑制剤)で治療可能なものから、難治性のものまで様々です。画像診断や内視鏡(気管支鏡)で確定診断を得た上で、適切な治療を選択します。診断と治療が難しい時は、専門の医療機関である、神奈川県立循環器呼吸器病センターにご紹介させていただくこともあります.

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

近年、運転手の居眠り運転などが問題となっている疾患です。自覚症状は、日中の眠気や熟睡感が得られないことなどです。ご自身で気づかないことが多く、ご家族に夜間のいびき、重症例では呼吸停止(10秒以上のもの)を指摘されて、受診される方が多いです。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、未治療で過ごした場合
高血圧:約2倍、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症):約3倍、糖尿病:約1.5倍、脳卒中:約4倍と非常に合併症が多く、近年では循環器内科、高血圧科など複数の診療科で、この疾患の研究が盛んに行われてきております。
当院では、呼吸器内科に受診後に、睡眠時無呼吸症候群に関連する問診、自宅で計測可能な簡易検査を行っています。自宅の簡易検査で診断が確定できない場合は、1泊2日の入院(個室)による精密検査(ポリソムノグラフィー、PSG)で確定診断を行うことも可能です。

呼吸器内科 診療内容・特色

当科では気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎(IIPs)の急性増悪、呼吸器感染症など幅広く診療を行い、急性疾患などに対しては、病状に応じて入院治療を行っております。

特発性肺線維症(IPF/UIP)、間質性肺炎(IIPs)、胸部CTや呼吸機能検査、血清学的検査をはじめとした精密検査も実施しており、診断が難しい症例は連携医療機関である神奈川県立循環器呼吸器病センターにご紹介させていただくこともあります。
呼吸器感染症は市中肺炎ガイドラインに基づいた標準治療を行っております。当院では陰圧下の個室確保が困難のため、隔離を要する肺結核は近隣の専門病院に入院治療を依頼しておりますが、隔離不要な排菌のない肺結核は当科外来にて治療可能です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)については問診および自宅で計測可能な簡易検査にてスクリーニングを行っています。自宅の簡易検査で診断できない場合は、1泊2日の入院(個室)による精密検査(ポリソムノグラフィー、PSG)で確定診断を行うことも可能です。
また呼吸器系腫瘍は、まず呼吸器外科が初期診療、その後の診療は呼吸器外科・呼吸器内科と協力して行っております。治療は手術・外来化学療法・緩和治療が可能となっております。
呼吸器外科医師と連携して患者さんの診療にあたり、特に肺がん治療については、初期診療から診断・治療(手術・化学療法・緩和治療)まで一貫した質の高い治療を目指し、放射線治療が必要な症例は近隣の施設と連携し治療を行っていきます。ご不安な点や疑問点がありましたら是非ご相談ください。

呼吸器内科 医師紹介

医長

中田 裕介

中田 裕介

なかだ ゆうすけ

呼吸器内科

認定医・専門医・資格

日本内科学会総合内科専門医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
日本がん治療認定機構がん治療認定医・指導責任者

呼吸器内科 実績

検査

  2015年度 2016年度 2017年度
気管支鏡検査 41 46 39
呼吸機能検査 1,060 1,489 1,791
胸部CT 629 738 790
胸部X線 2,089 2,091 2,584
喀痰検査 1,871 957 946
睡眠時無呼吸検査 46 46 42
FeNO(呼気一酸化炭素) 451 502