循環器内科

循環器内科 担当一覧表(2024年12月1日更新)

受付
午前 清水
高見澤
永嶋 永嶋
瀬川
永嶋(1,3,5週)
高見澤(4週)
山本(2週)
安田 (心臓血管外科)
高見澤(1,3,5週)
山本(2,4週)
午後 ペースメーカー
(石川)
清水 清水 清水
瀬川
山本
松田

循環器内科 診療内容・特色

専門科目

循環器病全般

虚血性心疾患、カテーテル検査およびカテーテル治療、心不全、心筋疾患、弁膜疾患、先天性心疾患、大動脈疾患、末梢動脈疾患、静脈および肺動脈疾患、不整脈性疾患、ペースメーカ植え込み、循環器救急疾患、心肺停止蘇生後、高血圧性疾患、動脈硬化性疾患、生活習慣病

診療内容

当科では心臓と大血管、高血圧など循環器系全般と、循環器系疾患に密接な関係のある腎疾患、肺疾患、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の一部を担当します。当院では心臓系の合併症のない高血圧症は腎臓・高血圧内科で担当しています。成人の心臓病の多くは生活習慣病が病因となる動脈硬化や、老化現象とも密接に関係ある心臓の弁や心筋の変性に伴って発生する病態で、自覚症状としては、胸痛、動悸、息苦しさ、失神などが突然起こり、急な経過となることがほとんどです。急性期に正しく診断して適切な治療を受ける事が何より大事で、数時間や数日の遅れがその後の生活に大きな影響をもつ事を理解する必要があります。また急性期の治療後は、薬物療法の継続や生活習慣の改善などで再発予防に努める事がその後の健康維持に重要な要素となっています。

以上のような観点から、当科では急性期治療については即座に適切な診断と治療を受けられるように常に努力しています。またその後の治療の継続については、患者さんのライフスタイルをよく吟味して、疾病予防と健康維持に役に立つような具体的な親身のアドバイスをしていきたいと考えています。長期にわたる治療については身近なかかりつけ医の先生としっかり協力した体制をとって行っています。このため外来初診については、かかりつけ医からの紹介制を原則としています。

近年、医療技術の進歩と医療経済体制の緊迫化から、各施設において無理な治療を画一的に行う風潮もあるように感じています。当科においてはあくまでその時の患者様にとって最善の治療を、わかりやすい説明を通じて患者様と一緒に考え、無理なく施行しうるベストの施設を選定し、その上施行可能ならば治療を当院で行うというスタンスをとっています。なにか疑問や要望があればいつでも担当医にお尋ねください。

循環器内科 診療内容・特色

診療内容

当科では心臓と大血管、高血圧など循環器系全般と循環器系に密接に関連する腎疾患、肺疾患、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の一部を担当しています。虚血性心疾患の急性期治療、カテーテル検査および治療、1次および2次予防、心筋症、弁膜症、その他さまざまな原因の心不全、不整脈疾患、ペースメーカー治療、末梢動脈疾患、肺動脈疾患、静脈疾患、心肺停止蘇生後の全身管理、神経失調性失神、そのほか心臓神経症などの薬物療法を行い、非薬物療法としての運動療法、食事指導についても積極的に行っています。

特色

循環器疾患は発症当日の急性期の治療の質で、その後の予後が大きく変わる事があります。また、軽微な前兆の段階でしっかり治療できればその後の大きなイベントを防ぎ得たという事も少なからずあります。当科では電話一本いただければ、全ての患者を遅延なくお受けいたします。ベッドの状況にかかわらず、先生方が循環器疾患の急性期の疑いをもたれた時点で、全ての患者を当院で診療させていただきます。その後、病態に応じて外科治療がふさわしい場合は、緊急例も含め相応の心臓血管外科に転院していただくか、密接に連絡を取りながら当院で治療を継続させていただくか決定いたします。また、当院の治療後、外来安定期に入った患者さんは、原則として最初の紹介医での通院治療の継続をお願いしますが、その場合でも年に1-2回は当院にて経過観察をさせていただき、急な病状変化にいつでも対応できるようにいたします。外来診療についても受付時間内に毎日お受けしています。
2021年度より非常勤医師(横浜市大センター病院 安田講師)により心臓血管外科が外来診療を木曜日午前に開始いたしました。心臓血管外科症例も当院宛に紹介いただいて構いません。内科・外科で迷う症例の場合は循環器内科宛てで構いませんのでご紹介お願いいたします。

ご紹介いただく際のお願い

緊急例は、病院代表電話に連絡し、「患者紹介である」とお話しください。循環器内科医が院内に不在の場合でも、まず救急科又は担当内科医師が電話をお受けし、循環器内科医師に連絡いたします。時間内の緊急なご紹介でしたらお手数ですが、清水または高村に電話を回していただければ、随時直接対応可能です。ご紹介時は現在の処方内容と、過去の心電図などのコピーを紹介状に同封いただき、緊急入院・手術などに備えてできる限り家族を伴っての来院をご案内頂くようお願い申し上げます。

循環器内科 医師紹介

部長

清水 誠

清水 誠

しみず まこと

循環器内科一般、虚血性心疾患の診断と治療、救急医学

認定医・専門医・資格

日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医・指導医
日本救急医学会救急科専門医
日本高血圧学会高血圧指導医
日本プライマリケア連合学会認定医
医学博士

担当部長

永嶋 善幸

ながしま ぜんこう

循環器内科一般

認定医・専門医・資格

日本内科学会認定内科医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本脈管学会認定 脈管専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医

医長

瀬川 知

せがわ さとる

循環器内科一般

認定医・専門医・資格

医長

高見澤 啓

たかみざわ けい

循環器内科一般

認定医・専門医・資格

日本内科学会専門医

医員

山本 侑慶

やまもと うの

循環器内科一般

認定医・専門医・資格

循環器内科 実績

検査

検査項目 2021年度 2022年度 2023年度
冠状動脈造影心カテ総数 469 452 478
緊急(再掲) 107 111 149
右心カテ(再掲) 60 26 33
FFR 66 52 66
IVUS 149 142 151
EPS 4 1 1
下大静脈フィルター挿入術 0 2 3
OCT 12 9 2
心筋生検 1 5 4
IABP 21 9 36
PCPS 3 1 5
心エコー 2,581 3,830 4,034
経食道エコー 5 3 6
血管エコー 850 1,944 686
ホルター心電図(他院解析含む) 833 774 889
冠動脈CT 477 453 556
心臓MRI 257 244 293

入院(循環器疾患入院患者数)

  2021年度 2022年度 2023年度
急性心筋梗塞 89 85 109
死亡(再掲) 7 3 5
心不全 187 159 176
死亡(再掲) 14 4 16
陳旧性心筋梗塞 24 14 7
狭心症 129 95 118
異型狭心症 0 10 3
狭心症の疑い 17 4 2
肥大型心筋症 2 0 0
拡張型心筋症 0 1 0
弁膜症 3 16 8
心膜心筋炎 1 2 3
不整脈 68 66 61
大動脈瘤 2 2 5
心奇形 1 0 0
ペースメーカー電池消耗 39 42 27
無症候性心筋虚血 42 32 30
急性肺動脈血栓塞栓症 15 19 16
感染性心内膜炎 10 4 13
たこつぼ型心筋症 10 3 4
末梢動脈疾患・重症虚血肢 12 18 13
細菌性肺炎 23 20 31
誤嚥性肺炎 78 44 46
尿路感染症 26 10 11
COVID-19 19 15 13
その他 235 110 134
1,031 774 830

治療(観血的治療)

  2021年度 2022年度 2023年度
PCI 148 134 134
PCI(再掲・緊急) 55 55 67
EVT 11 28 4
ペースメーカー新規 40 41 48
ペースメーカー交換 39 27 24