画像診断・IVR科
画像診断・IVR科 診療内容・特色
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CT・MRI・血管造影・消化管造影・乳房撮影・一般撮影等の検査及び診断を行います。
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血管系IVR、非血管系IVRを行います。
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患者さんの病状に応じて迅速に検査を行います。特に緊急症例や急性期疾患については、早急に画像診断を行い、臨床医に早急に連絡致します。
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患者さんには検査、治療について充分に説明し、医療事故の防止に努めます。
画像診断・IVR科 医師紹介

加山 英夫
かやま ひでお画像診断学、Interventional Radiology
日本医学放射線学会放射線科診断専門医
日本IVR学会専門医
画像診断・IVR科 実績
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平成21年5月より16列MDCTが稼働し、平成21年7月より64列MDCTが稼働となりMDCT2台体制となりました。CT冠動脈造影を含むCT血管造影や通常の検査は主に64列MDCTを用い、16列MDCTはCTガイド下RFAやCTガイド下膿瘍ドレナージ等のIVR、肺癌検診、back upなどとなっています。検査数は、20年度10,671件、21年度11,364件、22年度12,749件、23年度12,991件、24年度13,995件と漸増していましたが、25年度は13,185件と軽度減少しました。25年度は造影CTが4,375例と約31%を占めています。CTは当日の緊急症例に100%対応し、予約検査でも翌日以降の検査が可能となっています。
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平成17年10月より1.5TのMRIが稼働しています。検査数は21年度4,185、22年度4,222件、23年度4,485件、24年度4,945件、25年度5,179件と漸増しています。25年度はGd製剤による造影MRIは1024例と約20%を占めています。当日の緊急症例にも可能な限り対応しています。
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血管撮影につきましては、診断目的は減り、治療目的のIVRが増える傾向にあります。原発性アルドステロン症に対する副腎静脈サンプリング(AVS)、肝細胞癌の化学塞栓術(TACE)、透析シャント不全に対する血管形成術、婦人科周産期出血に対する子宮動脈塞栓術(UAE)などの出血に対する止血術、塞栓術(TAE)を施行しています。緊急症例にも対応しています。
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非血管系IVRとしてCTガイド下やUSガイド下の生検、膿瘍ドレナージ、肝細胞癌のCTガイド下やUSガイド下のラジオ波凝固療法などを施行しています。
ご紹介いただく際の注意事項
病病連携、病診連携によりCT、MRIを施行しています。表1にあるように紹介検査依頼数は年々増加しております。またCTは当日の至急検査・読影に対応可能です。
適切な検査となるように、当日CTからMRIへ変更、MRIからCTへ変更することがありますが、ご了承ください。緊急を要する所見があった場合は、当日こちらからご依頼病院、ご依頼医院に連絡する場合がございます。
年度別施行検査数
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
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CT | 16,177 | 16,753 | 18,722 |
MRI | 6,089 | 5,652 | 6,139 |
IVR | 53 | 45 | 33 |