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4A病棟外科、呼吸器外科

4A病棟は消化器外科を中心とした外科系混合病棟のため、開腹手術・腹腔鏡手術・胸腔鏡手術を受ける患者さんが多く入院しています。また、がん化学療法、ストーマ管理や生活指導等が必要な患者さんも入院しているため、周手術期看護だけでなく専門性のある看護を実践しています。
私たち看護師は、カンファレンスを通して適切なケアの提供や看護を振り返る機会も設けています。手術の多い病棟であり、消化器疾患の方が多く入院する病棟であるため、痛みのケアや食事に対してのサポートにも力を入れており、ターミナル期の患者さんやご家族に対しては、緩和ケアチームや緩和ケア病棟と連携し、望んだ最期を迎えられるよう支援できるよう常にこころがけています。
今後も多職種と連携し、患者さんやご家族に「この病棟で良かった」と思っていただける病棟を目指していきたいと思います。

4B病棟消化器内科、糖尿病・内分泌内科

4B病棟に入院する消化器内科疾患の患者さんの多くは、大腸内視鏡検査(CF)や胃内視鏡検査(GF)、内視鏡的逆行性胆膵管造影法(ERCP)です。検査が短時間に安全・安楽にできるように、また吐血や下血などの消化管出血時に迅速な看護ができるように心がけています。
糖尿病内分泌内科では糖尿病疾患の患者さんが多く、食事や生活習慣についても一緒に見直しを行い、アドバイスをしています。また、網膜症悪化による視力低下、腎不全による透析導入等の合併症を予防することにも力を入れています。「ちょっとした変化に気づく観察力」を大切に、常に向学心を持ち適切な看護が提供できるように心がけています。

4C病棟緩和ケア内科

4C病棟は「地域との連携を活かした身近な緩和ケア病棟」を理念に掲げ、がん患者さんの苦痛な症状の緩和やその人らしい生活が送れるための支援、ご家族へのケアを医師・看護師・ボランティア・リハビリなどのチームで行なっています。当病棟で最期を迎えられる方やそのご家族が、残りの大切な時間を少しでも穏やかに過ごすことができるよう、身の回りのお世話やご家族に安心していただける看護を心がけています。
症状が安定している時や患者さんとご家族が退院を希望する場合は、地域との連携を活かしたスピーディーな退院支援を行なっています。自宅で病状が悪化した場合は、いつでも再入院を受け入れる体制を整えており、安心して退院し住み慣れた地域での生活を送れるような、地域のベッドとしての緩和ケア病棟を目指しています。地域の皆様のお役にたてるような緩和ケア病棟として今後ともよろしくお願いいたします。

緩和ケア病棟のサイトはこちら▶︎

3A病棟泌尿器科、眼科、耳鼻科、神経内科

3A病棟に入院する患者さんは、泌尿器科では内視鏡を用いたレーザー治療や腹腔鏡下で行う低侵襲の手術、1泊前立腺生検を特徴としています。耳鼻科では、扁桃腺摘出や副鼻腔の手術、突発性難聴の点滴治療などがあります。眼科では白内障手術を1泊で行い、黄斑変性症に対してはレーザー治療も行なっており、多種多様な治療に対するケアを提供しています。神経内科では入院時より退院に向けた支援ができるように、医師や看護師、社会福祉士、リハビリテーションスタッフ、栄養士とカンファレンスを行なっています。入院期間は科により様々であるため、日々話し合い患者さんの個別性に合わせた心のこもった看護に取り組んでいます。

3B病棟脳神経外科、整形外科

3B病棟は整形外科と脳神経外科を中心とした病棟で、主に脊椎系疾患や四肢・膝疾患、急性期の脳卒中の患者さんが入院しています。手術前からリハビリテーションを開始し術後は退院に向けて、医師や看護師、リハビリテーションスタッフや社会福祉士、栄養士などのスタッフが連携し、安心して治療を受けられるようチームで支援しています。
また、患者さんの「できることを増やしていく」関わりを大切にしています。回復に向けて患者さんやご家族にとってはたくさんの不安があると思います。その不安を少しでも軽減できるよう寄り添った看護を心掛けています。

2A病棟循環器内科、腎臓・高血圧内科、呼吸器内科

2A病棟の腎臓・高血圧内科の患者さんの多くは、血液透析、腹膜透析を受けているため、血液浄化・透析センターとの連携を図りながらより良い看護を提供できるように協力体制を強化しています。腹膜透析管理をスタッフが自信を持って行えるよう学習会を実施しています。循環器内科、呼吸器内科の患者さんは、集中治療室で急性期治療を行なった後、心臓リハビリテーションや心電図モニター・呼吸器管理など医療機器を取り扱うことが多いため、異常時にすぐに対応できるような看護をこころがけています。
内科病棟は、平均年齢80歳前後の高齢の患者さんも多く、その中でも独居や施設入所中の患者さんなど、入院した時から入退院支援室が病棟看護師と協力し、退院後の生活支援を行なっています。これからもより良い看護が提供できるよう頑張っていきたいと思います。

2B病棟地域包括ケア(全科)

2B病棟は地域包括ケア病棟で、整形外科の手術後や脳卒中・心不全・腎不全の急性期治療を経過して病状が安定し、リハビリや退院調整を行う患者さんが多く入院しています。
当病棟の役割は「地域包括ケアシステムの背景と看護の役割・ニーズを理解し、患者さんやご家族が安心して退院できるよう支援する」ことです。医師や看護師の他に、専従のリハビリテーションスタッフと専任の社会福祉士の多職種チームで連携して在宅や社会復帰に向けた支援を行なっています。退院後に日常生活動作が自立できるよう摂食嚥下や排泄自立に関するサポートを積極的に行なっています。また、高齢者・老老介護・認知症などでご家族が不安を抱えているケースも多いため、社会的・精神的な支援も行なっています。チームで連携し「患者さんやご家族が安心して退院できる」ことを目指して取り組んでいます。

2C病棟産婦人科

2C病棟は産婦人科を主とする病棟で、出産する母子と婦人科疾患の患者さんが入院しています。また、検査や短期手術等を受けられる患者さんなど、新生児からあらゆる年代までその方の個別性を大切にした看護を心がけています。
病棟助産師は妊娠から出産まで顔の見える関係性をつくるために、助産外来担当やバースクラス(母親学級)を開催しています。また、退院後も継続した支援ができるように、健診やすくすく相談室で母子の育児相談や母乳相談も行なっています。
患者さんとご家族が安心して入院生活を送り、不安なく退院できるよう心を込めて看護しています。

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外科A一般外科、化学療法室、看護外来

一般外来では、患者さんが生活を維持し通院しながら継続治療を行えるように、入院・手術をうける患者さんへの説明、化学療法時や在宅療養に関する指導・相談など多岐にわたるケアを実施しています。また、退院後の外来受診が安心して受けられるよう病棟と連携し情報共有を行なっています。看護外来では、フットケアや糖尿病患者指導などの相談を専門的な知識を持ったスタッフがお受けしています。
地域住民の皆様の一番近くで、病気の治療のみならず予防にも関わっていくという大変重要な立場にあることを自覚して、日々看護業務に取り組んでおります。

外科B救急外来・内視鏡室・放射線室

当院の救急外来は、横浜市救急医療体制における二次救急拠点病院Aとして、24時間365日救急患者さんを受け入れできる救急医療体制を整えています。
外来Bは救急外来と内視鏡室、放射線一般、血管造影室を一つの部署で担当し、医師をはじめ、看護師、多職種と連携しながらチーム医療を行い、心筋梗塞や脳卒中など一刻を争う場合にも素早く、安全に対応することを心がけています。
泉区唯一の総合病院として地域に密着し、突然の病気や怪我など不安のある患者さんの心理面や家族への配慮を忘れることなく、「国際親善総合病院に行けば大丈夫」という安心感を持っていただけるよう努力しています。

集中治療室General Intensive Care Unit

全診療科で呼吸・循環・代謝などの重要臓器の統合的、集中的な医療・看護を行なっています。また、看護師の配置人数は2対1と一般病棟より多く、病状の変化に即時対応し治療できる体制を整えています。私たち看護師は、患者さん一人ひとりに適切な医療・看護を行い、患者さんやご家族が少しでも安心して治療に専念できるように心がけています。
毎朝、チーム医療の実践として、各科担当医師・看護師・薬剤師・栄養士・臨床工学技士・リハビリテーションスタッフなど他職種が集まり、合同カンファレンスを実施しています。それぞれの専門的立場からの意見交換を行い、治療や看護ケアに繋げています。

中央手術材料室

当院は泉区の中核病院であり、年間約3700件の手術を行なっています。
夜間・休日は麻酔科医師と2名の看護師がオンコールで24時間緊急手術に対応できる体制を整えています。開腹手術や腹腔鏡手術、人工関節手術や泌尿器科レーザー手術、開頭手術や帝王切開術など、多様化している様々な術式に対応し質の高い安全な手術看護を提供できるように知識・技術の向上に努めています。患者さんやご家族の思いに寄り添い、少しでも不安軽減できるような支援ができるように術前訪問や術後訪問を実施しています。
「手術を受けるならこの病院で」と思っていただけるように、一人ひとりの患者さんに合った手術看護を提供します。

血液浄化・透析センター

当センターは、療法選択・透析導入・腹膜透析・緊急透析・手術などで入院されている維持透析患者さんの透析や、各疾患に適した血液浄化療法を行なっています。血液透析実施中は全身状態を密に観察し、安心して透析治療が受けられる看護を行なっています。
透析導入の際には療法選択を行い、疾患の受け止め方や生活背景などを理解し、患者さんに合った治療法を選択しています。腹膜透析も導入から退院に向けて、病棟看護師と連携して患者さんを支援しています。退院後は当センター看護師が自宅訪問をし、住環境と腹膜透析の手技の確認を行い、在宅で治療を行う患者さんやご家族の気持ちを受け止め、支援を行なっています。

地域医療連携部

地域医療連携部は入退院支援室、地域医療連携室、医療福祉相談室、がん・緩和相談室、患者相談室の5つの部門で運営しています。患者さんの入退院・診療に関わる調整が主な役割です。高齢化社会の中、要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるように、サービスを受けられるシステムを構築していくことが必要となっています。そのシステムの中に当院も含まれています。
地域の中核病院として入院前(外来)から入院中、退院後まで看護師、医療ソーシャルワーカー、事務職員が院内外と連携し患者さん、ご家族が安心して治療・療養を継続して受けられるよう関わっています。

医療安全管理室

医療安全管理者には師長と事務員が配属されています。医療安全管理者は、2012年の診療報酬改訂で新設され、医療安全対策加算1(入院初日、専従の医療安全管理者)では、医療安全対策に係る適切な研修を修了した専従の看護師、薬剤師、その他の医療有資格者とされています。医療の現場には様々な「予想出来ないこと」が発生します。医療の安全は、当たり前ではなく職員全員で創るものです。安全を創りだすために、「発生した出来事」を分析・共有し、事象の再発防止や医療事故を未然に防ぐための活動や職員の安全研修を推進しています。

感染防止対策室

感染防止対策室には感染症看護専門看護師と感染管理認定看護師が配属されています。
この部署は2012年に設置され、看護師の他に医師(ICD)、感染症専門薬剤師、臨床検査技師がチームを組んで働いています。主な活動内容は、院内の感染防止対策の現状確認と指導です。入院している患者から検出される病原菌のリストアップおよび抗菌薬の適正使用の有無の確認、様々な感染症の発生率の集計、院内のラウンドの実施、スタッフや地域の方からの相談に対応しています。また、院内だけでなく地域の医療施設と連携を図りながら施設間の情報交換を密に行い、地域全体の感染対策の向上にも努めています。現在新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、地域の皆様からの受診相談や近隣開業医からの相談なども受けています。

看護部・看護管理室

看護管理室は看護部全体の管理を担っています。教育・業務・労務関連、働きやすい職場環境の調整などの活動を行っています。看護部長、副看護部長2名、教育担当師長、事務員2名が在室し、業務を分担しています。教育はクリニカルラダーを中心とした教育体制を構築し、教育委員をはじめ実習担当者の育成にも努めています。看護部長の補佐として副部長2名は業務を分担し、ベッド管理や患者さんに安全な看護が実践できるように部署の支援等を行っています。事務は各種手続きの支援や学生インターンシップなど就職に関する活動を行っています。今後もより良い看護が提供できるよう取り組んでおります。