国際親善総合病院 薬剤部【薬剤師】

Interview 12
国際親善総合病院 薬剤部
薬剤師 の先輩
薬剤師 の先輩
知識を深めるほど、患者様の力になれる。それが今の仕事の醍醐味。
Q. 国際親善総合病院を選んだ理由は?
入職前に2〜3か月ほどこの病院で研修させていただいたのがきっかけで当院のことを知りました。選んだ理由は、薬剤師が病棟に出て患者様を直接診られること、電子カルテで患者様の情報をしっかり確認できること、病棟で患者様に直接お薬の説明ができることなど、自分の求めていた条件がすべて揃っていたからです。自宅の近隣だったことも後押しになりました。
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
薬剤部では業務を分担しながら、ローテーションで幅広い仕事を経験していきます。処方内容のチェックや薬の取り揃えといった調剤業務、医薬品情報を整理するDI業務、薬の入庫・在庫管理、抗がん剤の調製、無菌室での注射薬の混合、さらには病棟に出て患者様に直接お薬を説明する服薬指導まで多岐にわたります。他の病院では一つの業務を専任で担当するケースも多いですが、当院では全員がいろいろな経験を積むという方針で、2〜3週間ごとに担当が替わります。スパンが短い分、知識や手技、勘が鈍りにくいというメリットがあります。
Q. 仕事で心がけていることはありますか?
基本的なことですが、ダブルチェックの徹底です。人間なのでエラーは起こり得ますし、特に当直中は薬剤師が一人体制になるので、セルフダブルチェックを欠かさないようにしています。また、看護師さんや医師など多職種と連携する場面が多いので、それぞれの立場からの目線を理解することも意識しています。カルテの見方一つとっても職種によって着目する情報が違うので、薬剤師の視点で補えるところはないか、認識のすれ違いが起きていないかを常に確認するようにしています。
Q. 職場の雰囲気はいかがですか?
薬剤部は常勤、パートあわせて約15名と、SPD(Supply Processing and Distribution)3名体制で、年齢層も幅広いです。それぞれに専門領域があるので、年齢差に関係なく「この分野ならこの人に聞こう」と気軽に相談できる雰囲気があります。当院は社会福祉法人の病院ということもあり、「患者様のために」という思いが根底にある職場です。この患者様のことをしっかり整理したいとチームで共有すれば、みんなが手を貸してくれる。その風土は、患者様を第一に考えて働きたかった自分にとても合っていると感じています。
Q. 研修や教育体制について教えてください。
入職後はOJTで先輩から基礎を教わりながら、服薬指導の場面で先輩がどのように患者様に説明しているかを見て学んでいきます。4か月目くらいで処方確認などの基礎的な知識を身につけ、そこからプラスアルファの業務を覚えていく流れです。基礎が積み上がったら独り立ちをして、どんどん自分で仕事を進めていきます。新薬の情報については、製薬会社からの説明会や勉強会が開かれ、スタッフ全員で学ぶ機会があります。
Q. 働き方やプライベートについて教えてください。
勤務は9時から17時半です。救急病院のため当直はあります。土曜日は半日出勤することもありますが、出勤した分は平日に休みを取って調整しており、また休日出勤した日は、平日に代休を取って調整しています。担当業務によって忙しさは変わりますが、調剤担当の時は定時で帰れることもあります。休日はミュージカルを観に行ったり、水族館に出かけたりするのがリフレッシュの時間です。
Q.今後の目標を教えてください。
私は感染対策の専門領域を自主的に学んでいて、病院薬剤師会の認定資格の取得を目指しています。今もAST(抗菌薬適正使用支援チーム)の委員会に参加しながら勉強を続けているところです。単位の取得や症例報告など長期的なスパンで取り組む必要がありますが、感染の知識はどの病棟でも求められることなので、学ぶ意義を感じています。当院のようにいろいろな科を持ち回りで担当する環境だからこそ、トータルの視点で薬を見る力が鍛えられます。
Q. 入職を考えている方にメッセージをお願いします。
向上心があれば、年齢やキャリアに関係なくどんどん挑戦できる職場です。病院の規模が大きすぎない分、専門性を持った薬剤師はとても頼りにされますし、「この分野を深く学びたい」という希望があれば、それに応じた配慮もしてもらえます。いろいろな業務を幅広く経験したいという方には、きっと合う職場だと思います。