国際親善総合病院 ICU(集中治療室)【看護師・専門看護師】

Interview 05
国際親善総合病院 ICU(集中治療室)
看護師・専門看護師 の先輩
看護師・専門看護師 の先輩
患者様の思いを医療につなぐ。それがICU看護師の使命。
Q. 国際親善総合病院を選んだ理由は?
大学時代から、集中治療室のある病院で働きたいという思いがありました。大学の指導教授の勧めもあり、当院のインターンシップに参加しました。実際にICUを見学した時、先輩看護師たちが「患者様の最も大変な時期に寄り添い、少しでもケアにつなげたい」と語る姿に心を動かされ、自分もここで急性期看護に携わりたいと強く感じました。
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
集中治療室では、重症患者様や緊急搬送された患者様のケアを行っています。一般病棟と比べると、疾患の理解はもちろん、患者様の身体と心の両面への対応が求められる現場です。当院ではPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を全部署で採用しており、ペアで動くことで効率的な情報共有が可能なため、日々の看護の質を高めることができます。また、2対1看護体制(看護師1人に対して患者様2人)のため、一人ひとりに集中したケアが可能です。
Q. ICU看護師として大切にしていることは?
患者様の思いを、きちんと医療に届けることです。ICUではどうしても治療が優先されがちですが、治療を受けるのはあくまで患者様ご本人です。ご本人が理解し、納得した上で治療を選択できるよう、看護師がその代弁者となることが大切だと考えています。また、忙しい場面でも周囲の空気に流されず、少し俯瞰した視点で冷静に対応するよう心がけています。ご家族への対応も同じで、情熱を持ちつつも冷静に周囲を調整することが、ICU看護師には欠かせない姿勢だと思います。
Q. やりがいを感じるのはどんな時ですか?
患者様の思いを医師や多職種のスタッフと共有し、その思いを反映した治療が進められた時ですね。ICUには医師だけでなく、栄養士や理学療法士など多くの専門職が関わっています。職種の垣根なくコミュニケーションが取れる環境の中で、うまく調整役を果たせた時に手応えを感じます。

Q. スキルアップの環境や、今後の目標について教えてください。
入職5年目の頃、さらなるキャリアアップを考えていた際に、上司から専門看護師という道を勧められました。それがきっかけで資格取得を目指し、現在は急性・重症患者看護の専門看護師として、個人の実践だけでなくICU全体の看護や医療の質を高める役割も担っています。また、当院にはICU専用のラダーが整備されており、経験の浅い方でも段階的にステップアップできる体制が整っています。今、特に力を入れているのがACP(アドバンス・ケア・プランニング)の推進です。患者様一人ひとりの思いが反映された医療を、急性期の現場からも地域に広げていきたいと考えています。
Q. 職場の雰囲気はいかがですか?
年齢や経験に関係なくしっかり話し合える、コミュニケーションの取りやすい職場です。実はこの雰囲気こそ、就職の決め手でもありました。インターンシップの時から「壁を感じない、話しやすい職場だな」と思っていたのですが、入職して14年経った今もその印象は変わりません。ICUは女性と男性の割合が7:3ぐらいで、他の部署と比べると男性が多いのも特徴です。
Q. 働き方やプライベートについて教えてください。
日勤は8時半から17時までで、残業はほとんどなく、働き方改革の一環で業務改善も進んでいます。時短勤務の方とも業務を調整しながら、無理なく働ける環境で、希望休の相談もしやすいですね。プライベートでは、妻と小学生の娘、そして2年ほど前から飼い始めた犬と過ごす時間が中心です。家族との時間と仕事のメリハリが取れた毎日を送れています。
Q. 入職を考えている方にメッセージをお願いします。
当院に興味をお持ちでしたら、ぜひ一度足を運んで、実際の雰囲気を感じてみてください。情報だけでは伝わらないものが、きっとあります。繰り返しになりますが、当院は職種間の壁がほとんどない職場です。コミュニケーションが自然に取れている現場を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。