診療科目のご案内

臨床検査科

患者さま・一般の方へ/医療関係者の方へ

臨床検査科 内容・特色

迅速、正確な検査を心がけます

今日の医療において数々の病気の診断や治療のためには臨床検査が必要不可欠です。臨床検査科では基本方針として「迅速、正確な検査の実践」を心がけ、診察前検査の実施、内部精度管理の実施や日本医師会など外部精度管理の参加によって検査データの正確性を高めるよう努めています。スタッフは総勢21名の臨床検査技師が24時間体制で勤務しており、通常業務の他にも各種チーム医療や採血業務の参画を図り、壁のない検査室の構築に取り組んでいます。当検査科は検体検査部門、生理検査部門、病理検査部門、の3部門から構成され各種医学会の認定資格を取得した技師が、皆様に安心して診察を受けていただけるよう日々検査を実施しています。

取得認定資格

  • 認定輸血検査技師

  • 細胞検査士

  • 超音波検査士(循環器、消化器、泌尿器、体表臓器、産婦人科)

  • 緊急臨床検査士

  • 臨床病理技術士(微生物、血液学、病理学、循環生理、神経生理)

検体検査部門

検体検査部門

検体検査は患者さんから採取した血液や尿などさまざまな検体を分析して、診断に欠かせないデータを提供しています。検体はすべてバーコード管理され、取り違えによるミスを防いでいます。 検査によって5つの項目にわかれて業務を行っています。直接お目にかかることは少ないですが、検体の向こう側に患者さんを思い浮かべながら検査を実施しています。

生化、免疫学検査

 生化、免疫学検査

血液を遠心分離して得られた血清や血漿中の化学物質を分析測定します。体の中には様々な酵素やたんぱく質、脂質、電解質などが存在し、それぞれの成分濃度を測定することで異常の有無を調べます。また、肝炎ウイルスやHIV、梅毒などの各種感染症、癌の検索や治療に役立つ腫瘍マーカー、内分泌(ホルモン)検査なども実施しています。

血液学検査

血液学検査

血液中の白血球や赤血球、血小板などの数を分析装置で測定したり、血球の形態や異常細胞が出ていないかを顕微鏡で調べます。 他に凝固能といって、血が出たときに血液を止める働きに異常がないかを調べる検査や、血栓症の有無や治療の判定などの検査を行います。

一般検査

 一般検査

主に尿や糞便などを扱い、その成分を調べることで異常の早期発見をします。尿中の蛋白や糖、細胞などを検査することで腎臓や膀胱の病気がわかります。
糞便検査では、大腸癌の早期発見に欠かせない潜血反応や、寄生虫卵の検出などの検査を行います。その他にも髄液や胸水、腹水、精液などの検査も実施しています。

細菌検査

 細菌検査

病気の原因となる病原性細菌を見つける検査です。
その材料は喀痰、便、尿、血液、膿、分泌物など多岐にわたり、この中に潜む病原菌を分離培養して菌の種類や有効薬剤を調べます。
インフルエンザやノロウイルス、アデノウイルス、結核菌(ガフキー)などの迅速検査も行っています。

輸血検査

 輸血検査

血液型や不規則性抗体スクリーニング、交差適合試験(クロスマッチ)などの検査をします。
また、輸血用血液製剤の一括管理も行い、輸血に関する業務を一元化することによって安全かつ有効、迅速な対応に努めています。
通常の輸血の他に自己血輸血にも積極的に取り組んでおります。

生理検査部門

生理機能検査は、患者さんに直接検査を行います。精度の高い検査結果を得るために呼吸調節や体の向きを換えたりなどの患者さんのご協力が必要な検査もあります。

※検査によっては衣服を脱いで肌を出していただきますので女性技師・男性技師のご希望がありましたら事前にお申し出下さい。

心電図・呼吸機能検査

生理検査部門

安静時12誘導心電図・・・先天性心疾患、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、不整脈など、大まかに心臓の病気を調べる検査です。
手首・足首・胸部に電極を直接着けますが、痛い検査ではありません。

負荷心電図

負荷心電図

普通の心電図では捉えきれない狭心症・不整脈などを調べる検査です。2段の階段を昇ったり降りたりする方法、トレッドミルで早歩きする方法などが有ります。
体調不良などがありましたら、事前にお申し出下さい。

ホルター心電図

虚血性心疾患、不整脈などを調べる検査です。
24時間の心電図を記録するため、小型の心電図計ユニットを装着し、翌日取り外しに来て頂きます。特に日常生活には影響しませんが、入浴(シャワーも)、激しい運動はできません。

※電極装着部位にかぶれ・痒みを感じたりすることがあります。過去にこのような経験をされた方は、事前にお申し出下さい。

肺活量

たばこなどが原因でおこるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断やこれから手術を予定されている患者さんの肺機能を調べる検査です。
最大限に息を吸ったり、吐いたりしますので患者さんのご協力が大変必要となる検査です。

超音波検査

超音波検査

痛みを伴う検査ではありませんが、ゼリー状のものを付けて検査します。

※かゆみや、かぶれを経験された方は事前にお申し出下さい。

心臓
実際に動いている心臓を観察しながら心筋梗塞、弁膜症、先天性心疾患などの診断や心機能評価を行います。
頚動脈
壁肥厚、プラ-クを計測しプラ-クスコアとして半定量化し軽度動脈硬化、中等度動脈硬化、高度動脈硬化、閉塞の有無を評価しています。
腹部
肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、脾臓を観察することができます。
胆石、胆嚢炎、腫瘤性病変を評価することができます。
乳腺
主に乳房内の腫瘤性病変の検索を行います。
体表
皮下軟部組織の腫瘤性病変の検索を行います。

脳波・聴性脳幹反応

脳波・聴性脳幹反応

脳波

主にてんかんの診断や抗てんかん剤の治療効果を調べる検査です。頭部に20箇所程電極を装着し、目を閉じて仰向きに寝た状態で検査します。検査時間は1時間程かかりますが、痛い検査ではありません。

※小さなお子様(3歳未満)が検査を受けられる場合は、睡眠導入剤を使用する場合が多いので、検査予約時の説明をお守り下さい。

聴性脳幹反応
(ABR)
脳幹障害や聴力を調べる検査です。
※小さなお子様(3歳未満)が検査を受けられる場合は、睡眠導入剤を使用する場合が多いので、検査予約時の説明をお守り下さい。

病理検査部門

病理診断科を参照してください。