診療科目のご案内

リハビリテーション科

患者さま・一般の方へ/医療関係者の方へ

リハビリテーション科 内容・特色

患者様の回復をリハビリチームが支えます。

ひとりでも多くの患者様へ、心によりそったリハビリテーションを心掛けています。

当院では急性期治療の中、患者様へ発症後早期のリハビリテーションを実施しております。「病は最初が肝心。」もちろん手術前からも、機能低下を予防することが重要です。それぞれの分野で、専門の知識を持つ療法士が様々な視点から患者様へ対応させていただきます。

リハビリテーションのご利用時間

受付時間

外来 月曜日から金曜日 9:00~10:30(予約制)
入院 月曜日から金曜日 9:00~17:00
土曜日 9:00~12:00

リハビリテーションの種類について

運動器リハビリテーション 発症から150日間

岩上技師長

骨関節、筋肉、靭帯、神経など身体を支えたり動かしたりする組織や器官を運動器と言います。運動器に関する疾患は各種骨折、靭帯損傷、腰痛、変形性関節症など整形外科が主なものです。転倒、転落、加齢、交通外傷、スポーツ外傷などさまざまな原因で運動器が損傷や機能低下、疼痛等を起こした場面でおこなわれるリハビリが「運動器リハビリテーション」です。
当院では手術前後から訓練を開始し早期離床と運動能力・身体機能の早期回復に努めています。日常生活動作の獲得や家庭・職場復帰などを目標として関節可動域訓練・歩行訓練・筋力訓練などの運動療法、日常生活訓練、徒手療法、物理療法等を行っています。
また外来では保存療法(手術をせずに機能を向上させる)や手術後のフォローを中心にリハビリを実施しています。

関節可動域訓練

呼吸器リハビリテーション 発症から90日間

理学療法士(PT)
寺島

呼吸器疾患の3大治療は、薬・酸素治療、そして呼吸リハビリテーションです。
呼吸器リハビリテーションとは、肺炎や肺気腫など、呼吸器の病気にかかった患者様に対して、症状の維持や緩和そして日常生活の自立を支援していくための医療です。
呼吸器の患者様は息苦しいなどの理由で、寝ている時間が多くなってしまいます。寝ている時間が多くなると運動不足を引き起こし、さらに息苦しさを助長させます。この悪循環を断つために呼吸リハビリテーションが必要となってきます。
当院では入院直後から、呼吸方法の指導や歩行訓練、運動療法等実施させていただきます。また、呼吸器疾患が予想される患者さんに対しても、予防的に呼吸リハビリテーションを実施していくことで合併症の予防にも取り組んでいます。

  • 3学会合同呼吸療法認定士5名勤務

胸郭介助による呼吸訓練

脳血管リハビリテーション 発症から180日間

理学療法士(PT)

脳血管障害のリハビリテーションの目的は、早期離床と廃用症候群の予防です。特に発症早期には、寝たきりや筋力低下等の廃用症候群を予防し離床を進めます。
当院の脳血管リハビリテーションは、脳梗塞や脳出血等の脳血管障害の患者様に、機能訓練・立位や歩行訓練・日常生活動作訓練、そして高次脳機能訓練、嚥下訓練、言語訓練等を理学療法士・作業療法士、および言語聴覚士が実施しています。また定期的にカンファレンスを開催し、他職種と情報共有を持ち患者様の方向性や治療方針を明確化するよう取り組んでいます。

チルトテーブルを使用した立位訓練

心臓リハビリテーション 発症から150日間

理学療法士(PT)
佐藤

当院心臓リハビリテーションは心筋梗塞、狭心症をはじめとする急性冠症候群や心不全など多様な疾患、病態を対象としております。患者様の早期在宅復帰を目指すため、状態の安定化と並行してリハビリテーションが提供されています。発症後まもない時期から一人ひとりの患者様を評価・病態等把握したうえで、そのレベルに応じた運動プログラムを実施しています。
リハビリテーションスタッフ以外にも、看護師、管理栄養士、薬剤師、医療相談員など多職種間によるチーム医療を提供しています。昨今では運動療法のみを実施していれば十分といえるものでは無く、多職種が連携しながら二次予防(再発予防)のため包括的なリハビリテーションを考え、患者様の生活再建のための取り組みをしております。患者様の個別性を尊重しながら、住み慣れた地域で生活・社会参加に復帰できるよう支援させていただきます。

  • 日本心臓リハビリテーション学会認定指導士勤務

エアロバイクによる運動耐容能力向上訓練

がんリハビリテーション 発症から150日間

理学療法士(PT)
井上

周術期リハビリテーション

当院では様々な部位の癌に対する手術がおこなわれており、そのほとんどの癌に対して手術前から理学療法士および作業療法士が介入しています。手術前から介入することの目的として、運動の習慣をつけておくことで手術後の寝たきりによる筋力低下(廃用症候群)を防ぐこと、手術前から担当療法士による運動の説明があります。このことで手術後に生じるストレスを軽減されます。当院においては作成したパンフレットを手渡し、円滑に運動が取り組めるような仕組みをとっています。
これらの形で介入していくことで、手術翌日からスムーズにリハビリテーションを開始、早期離床そして早期退院が可能となっています。

緩和ケアリハビリテーション

当院の緩和ケア病棟における理念は寄り添い、リハビリテーションを通してがんの患者さんが、「その人らしく生きられること」を目標として介入しています。
がんによるおいたみの症状や精神的不安感などに対して、マッサージやリラクゼーション・作業活動(習字や生け花)などを実施していく中で、身体的にも精神的にも存在するお痛みを緩和していき、安心感をもった病棟生活を送っていただけるよう支援しています。
そのうえで、短期間でもご自宅に帰りたいという希望を持たれている方に対しては、医師・看護師・薬剤師・栄養士、そしてMSWと協力して在宅療養支援も実施しています。
※具体的には、身体機能の向上・動作指導・家屋調査や退院前カンファレンスの開催、福祉用具の選定などをチームで包括的に介入しています。

理学療法士(PT)とは

理学療法士(PT)
藤原

理学療法士はPhysical Therapist(PT)と呼ばれ、ケガや病気などで身体に障害のある患者様や障害の発生が予測される患者様に対して、基本動作能力(座る・立つ・歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気などの物理的手段を治療目的に利用するもの)などを実施させていただきます。自立した日常生活が送れるように支援する訓練をご提供させていただきます。治療や支援の内容については、理学療法士が患者様一人ひとりについて医学的・社会的視点から十分評価し、身体能力や生活環境などをそれぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成いたします。

作業療法士(OT)とは

作業療法士(OT)
鎌田

作業療法はOccupational Therapist(OT)と呼ばれ、体が動かしにくくなり元の生活を送ることが難しくなった患者様や、入院生活から体力の低下が予測される患者様を対象としています。さらに、生活していくため必要な動作や、社会参加する上で必要な能力の回復を目指し、共に考え手助けをしていきます。
作業とは、食事をする・近所に買い物に行く、そして人と楽しい時間を過ごすなど、患者様それぞれの生活や希望に合わせた「意味のある活動」全てを含みます。
私たちは生活環境や患者様のやりたいこと、出来るようになりたいことに合わせて作業を選択し、ご提供することで生活の質(QOL)の向上を目指しています。
また入院生活のみでなく、退院後の生活をより患者様がイメージ出来るよう実際にご自宅に足を運び、不安な点の確認や福祉用具の選定などもご一緒に考えさせていただきます。

言語聴覚士(ST)とは

言語聴覚士(ST)
近藤

言語聴覚士はSpeech-language-hearing-Therapist(ST)と呼ばれ、言葉のリハビリテーションの専門家です。病気によって音声機能、言語機能、そして飲み込みの機能(嚥下機能)や聞こえの機能に問題がある患者様に対して言語訓練・嚥下訓練・援助をさせていただきます。
当院では失語症を含めた高次脳機能障害、構音障害、さらに嚥下障害の患者様を中心に実施しております。
日常会話がスムーズであること、また毎日の食事が安全に召し上がれるよう努力させていただきます。

リハビリテーション科 スタッフ

リハビリテーション科 スタッフルーム

  • 理学療法士 13名

  • 作業療法士 5名

  • 言語聴覚士 3名

  • 受付担当者 3名

認定資格

  • 日本心臓リハビリテーション学会認定指導士

  • 3学会合同呼吸療法認定士

  • 介護支援専門員

  • 住環境コーディネーター

  • 地域包括ケア推進リーダー

  • 介護予防推進リーダー

臨床実習指定病院

  • 横浜リハビリテーション専門学校

  • 北里大学

  • 国際医療福祉大学

実績

平成27年度実績 (数値は点数)

(数値:点数)
心大血管疾患リハ 脳血管疾患リハ 運動器リハ 呼吸器リハ がん患者リハ 各種加算・指導等 合計
181,015 4,048,044 3,019,008 387,625 252,355 2,045,257 9,933,304